ダイエット中って、自分に制限を課しがちです。
「チョコは食べちゃいけない。ラーメンなんて言語道断。」
私は、太っていた時、自分にめちゃくちゃ制限を課していました。
しかし、痩せてからは、極端な制限は必要なかった気付きました。
現在、健康のためにもダイエットにも食べていけない物は無い!と思っています。
というのも、ダイエットとは、カロリー摂取量が、消費量を上回らなければ成功するからです。
チョコもケーキもラーメンも、
糖質・脂質・タンパク質のバランスを崩さない程度に、程々に楽しめるなら、食べて良いんです。
でも。
脂質や糖質の質が悪いと、肌が荒れたり体調が悪化します。
チョコもケーキもラーメンも、糖質と脂質が多いので、食べ過ぎるとカロリー過剰になり、太ってしまう。
やはり適量に抑える必要があります。
この「程々」という感覚を、【中庸】と呼びます。
この中庸を体現しているのが、私の祖父です。
祖父は、今年100歳になるのですが、健康体を保っています。
一人で自活しており、身の回りのことは全て自分でやっています。
病院にお世話になったのは、私の記憶する限りだと、20年前に骨折した事くらいです。(当時既に80歳)
ここ20年くらいは、見た目の老化を感じない祖父ですが、アンチエイジングを必死に頑張ってるわけではありません。
長年煙草も吸ってましたし、夜の熱カンが大好きという生活。
でも、程々に楽しむというラインを消して超えず、ハメを外さない生活をしています。
世の中には、アンチエイジングに効くスーパーフードが流行っています。
しかし、100歳を迎えても健康な祖父が食べているものといえば、
お米と味噌汁、煮物や漬物や焼き魚を2品ほど。
甘いものやお酒もちょこちょこ楽しむ。
祖父の生活を見ると、
- 健康にこだわりまくった制限の多い生活
- 野菜ばっかり食べる生活
- とにかく嗜好品を我慢する生活
こういった、極端に節制する生活って、本当に正しいの?と疑問に感じます。
祖父は、元々の身体が頑丈なのかもしれませんが、100歳超えても健康体を維持しているのには、理由があるはず。
先日、帰省した時に祖父の生活を観察してみたのですが、本当に特別なことはなくって、拍子抜けです。
- 食事・睡眠・運動。規則正しい生活。
- そこそこの楽しみ。
- 穏やかな毎日。
祖父の毎日はどこまで行っても、無理のない、程よく楽しむ【中庸】な生活なんですね。
忙しく働く私たちは、毎日多くのストレスを感じています。
忙しさのあまり、不規則な生活で、ついバランスを崩しがちです。
だからこそ、自分無理していない?やり過ぎていない?と気をつけることが大切。
【中庸】の概念を忘れずに丁寧に生活していくことが、美容と健康にめちゃめちゃ重要なのだと感じます。
コメントを残す